Friday, September 07, 2007

激突!
バニシング・ポイントに続いて車モノです。
こういうシンプルな傑作は最近ない。無駄がないし、それが恐怖を煽る。

映画を撮る機会に恵まれず、仕方ないがテレビでもいいか、やろう、と当時20歳そこそこのスピルバーグが引き受けたのがこのテレビ映画で、条件は10日で撮ること。絶対に無理だと思ってもとにかく工夫して、全てロケで撮影したそう。最終的には13日かかったらしいが、とにかくほぼ全編車のシーンなのに、合成(窓の外の景色を埋め込む)でフェイクな物は作りたくなかったと監督はインタビューで言っていた。

主人公の情けない面もよかったな。とにかく彼に同情してしまいます。
映画館で見たかったなぁ。

Duel
I'm apparently into "car films" lately.
What a simple, thrilling masterpiece it is!!
And it's shot in 13 days!!
I love this psychological thriller very much.